60% water

ヒトのからだの60%は、水で出来ている。

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横田駅伝に参加しました。メロスの気持ちがちょっとだけわかった気がする。

いつぞやに草野球のホームページで誘われた、横田駅伝。
6月8日、ほとんど準備のないまま参加してきた。
一人5kmを走り、4人でタスキをつなぐという、まさしく駅伝。

やると決まってから、2回ほど自主的に走っただけで、「はぁ、しんど」なんて、当たり前すぎる結論を、2回ともの練習後に思い、2回とも、激しい筋肉疲労に襲われた。

朝早くに青梅線の牛浜駅へ集合。
片田舎のちっちゃな駅に、おびただしい人の数。
そのほとんどが横田基地へ行くのだ。

当日、走る順序が決まった。
よしりんからの情報で、「第一走者が4kmちょっと、4走が6kmくらい」と聞いていた。
文字通りの『しろうと』なワタクシが、距離の短い第一走者に。
ところがどうやら今年から、全員同じ距離をくるくる回る仕組みに変更されたらしく、結局、何番目の走者であろうと同じ距離を走るのだ。
ブツクサ言うてもしゃあない。
走る!っていったからには、走らねば。
だけどごめん、俺は多分、遅いぞ。だけどリタイアだけはしないから。

そんなつもりでスタートラインに立つ。
すごい人の数だ。
スタートは、中段後方…いや、一番後ろよりもやや前といったところからだろうか。
スタートの合図をするおっさんが、駅伝第一走者の並ぶスタートラインの遥か向こうにある台へ上ると、みんなのテンションが上がる。
緊張しちゃだめだ、なんて思ってたんだけど、歓声が上がるとさすがに緊張してきた。
後ろを見るとよしりんとそうへいさんとちふくんの顔が見えた。

スタートの合図が出されると、わらわらとそれぞれの足が動き始めた。
自分も走り始めた。
というか、周りの一段のペースが遅く、走るというよりは歩くに近いスピードで、最初のカーブまで動いた。
曲がってからはそれぞれが広がり、自分のスペースもでき、他人の足を踏むおそれもなくなったので、ちゃんと走りだした。
すごいスピードで走って行く人、初心者の俺よりもよっぽど遅いペースで走り始めた人、外れちゃったイヤホンを気にしながら走る人…いろんな人がいた。
まずは呼吸を乱さないことだけに集中して走った。
だから、呼吸を乱さないペースを維持しつつも、遅めの人を抜き、速い人に抜かれ、そんなこんなしてるうちに、似たペースで走っている一団の一人となった。
うまくペースメーカー的な人を見つけ、その人のお尻を見ながら走った。
お尻を見ながら走ってて面白かったのが、歩幅の違い。
俺の前を走る、ペースメーカー的な女性の歩幅は明らかに俺のそれよりも小さかった。
つまり、一歩のストライドは俺のほうが大きいわけで、俺が2歩で行くところを、その人は3歩で行くような歩幅の差を見つけたのだ。
にもかかわらず、差は縮まらない。
おんなじペース。
なんなら若干、俺は無理をしているわけで。
誰かに抜かれたり、あるいは誰かを抜いたりもするんだけど、この人との距離はあんまり変わらない。
時折俺が前へ出たりすることもあったけど、この女性が前へ出ているケースがほとんどだった。

しばらく走っていると、口の中が粘ついてきた。
まあ、長距離を走ると必ずこうなる。少なくとも、俺はこうなる。
んで、給水所があったので、少し歩みを弱めて水を貰い、口をゆすいだ。

これがいけなかった。

すこし歩みを緩めたら、戻せなくなってしまった。
ペースがおかしくなり、ペースメーカー的な人はどんどん遠ざかって行き、あれに追いつこうと思うことがかえって自分の状況を悪くさせた。
呼吸が乱れ始めた。
ここいらで、すこし休んで、いちど呼吸を整えたほうがいいだろうか…

そうやって迷った瞬間、必ずと言っていいほど、沿道から応援の声が聞こえてくるのだ。
自分たちはi-Fightersのユニフォームを着て走ったので、沿道からよく声をかけられた。
特に、さすがは横田基地、外国人さんの声援が多く、外国人だからか、声援は人一倍大きかった。
で、胸にでっかく『FIGHTERS』なんて書いてある、割りと分かりやすい服装だからか、

『GO,FIGHTERS!!』

なんて応援されてしまう。
俺のことを応援してくれているんだ…なんて思うと、手を振ってこたえ、いやいや、歩くなんてだめだだめだ、行けるとこまで行けよ、俺!
…と、ムチ打って、続きを走った。
呼吸が乱れようがペースメーカーを失おうが、走らねば。
走り続ける中、脱落者を抜くケースがたびたびあった。
序盤にペースもくそも考えずにぶっとばして、足も心肺能力ももたなくなって、歩く以外、方法のなくなった人たちだ。
つまりこの人たちは、あとは抜かれる一方。
第一走者なのだから、それでドンケツになってしまったら、後の第二走者以降に渡すタスキには『恥』の一文字しか入らなくなる。
つまり、歩いたら負けなのだ。
歩けば、ほかの仲間たちの顔に泥を塗る。
そう思うと、死んででもゴールまで走り続けてやろう…って、必然的に思った。
不思議なもので、そう思うと、自分の力じゃないものが沸き起こって、とうに限界を超えていた自分の足はまだ走ってくれるのだ。
ユニフォームという装備が、長距離を走るのには重くて不向きではないか…なんて話が走る前に出ていたけど、一番重いものはこのタスキで、そんでもって、一番力を与えてくれるのも、重いはずのタスキだった。

道中、キロ表示があったらしいのだけど、俺にはさっぱり見つからなかった。
だから、自分がどれくらい走っているのかがわからないし、あとどのくらい走ればゴールなのかがわからない。
いつ途絶えるかわからないこの足に、とりあえず、行けるとこまで行こうと、ただただ前の地面を蹴っていた。

くねくねした道が終わると、緩やかな上りの長い直線が現れた。
なんとなく、ギャラリーの数が増えてきた。もうすぐゴールか?
そんなことを考えながら、さらに前へ走っていると、

「かんとく?!」

と、俺を応援してくれるよしりんとそうへいさんの姿が見えた。
いろんな声援を受けた道中だったけど、仲間の声援がやっぱり、一番強かった。
あともう少しだ。
がんばれ、俺。

残存電力ゼロの状態で、重かったタスキを2番手のちふ君へ渡した。
そのまま芝生へ倒れこんで、乱れた息を整えた。
休み始めて間もなく、よしりんとそうへいさんが来てくれた。
この瞬間、やっとほっとできた。なんとか役割を果たせたんだ。
タイムはよくわからないけど、25分くらいで走ってきたらしい。
30分という目標をクリアできていたので、これもほっとした。
そうへいさんには結果的にプレッシャーになっちまったんだろうが。

ちふ君は、さすがランナー、あっちゅう間にリレーゾーンへ帰ってきた。速っ。

そうへいさんは、最後のストレート、すげぇ顔で走ってた。プレッシャーの結果かしら。

最終ランナーのよしりんも、かなりのペースで帰ってきて、ゴールテープを切った。

順位がどうとか、そんなのどうでもいい。
みんな頑張って、結果、すごく楽しい運動だった。
勝ち負けではない部分で、勝手に勝利感を得て、その感覚のまま4人で飲んだビールが美味しくないわけがない。

また来年も、やろう。
できることなら、もう少しいいタイムを出せるよう、日頃から走る癖をつけないと。

一人で走るんじゃなく、みんなでも走るんじゃなく、それぞれがそれぞれのことを考えて走るチーム競技、駅伝。
こんなに楽しいものだったとは。
また自分の人生で、楽しいものに出会ってしまった。

きっかけを作ってくれたよしりんに、深く感謝いたします。誘ってくれてありがとう。またやろう。
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この記事のコメント

5キロ走本当にお疲れ様です。
自分も行きたかったッス。

次回は駅伝だとくじけられないんで、昭和記念リレーマラソン(来年三月)でも目安にしますか。
半年以上あるし。
適当にトレーニングしましょう!!
2008-06-11 Wed 22:01 | URL | デッカ #-[ 編集]
 GJでした!給水ポイントは2km手前にあったと思うので、半分以上一人で頑張ったことになると思います。

 また是非やりましょう。来年といわず、場所は違えど秋にもありますよ(笑)
2008-06-12 Thu 00:21 | URL | Yoshirin #r42p9nG.[ 編集]
>でかちゃん
エース抜きはやっぱりまずかったよ(笑)
次回は一緒に。
つか俺は、はみ出るな・・・
んま、2チーム作れると競い合えて楽しいのかもね。
2チーム作ることを目標に、今後も走りましょい。

>よしりん
誘ってくれて、どうもありがとう。
そうか、秋にあるのか……
やるとなれば、また声掛けてください。
たぶん出ると思います。
たぶん。。。
2008-06-16 Mon 16:37 | URL | ようすけ #Zk.h..Io[ 編集]

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