60% water

ヒトのからだの60%は、水で出来ている。

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あなたにあげる。

年の瀬のせいか、忙しい。

忙しくなるのと同時に、我が部署にも待望の新人が入った。
自分が入って以来、誰も入ってこなかった部署に。
つまり、私に続く新人なわけだ。
5月末日までの限定なんだけど、どうあれ手が増えるのは歓迎。
俺の時間を返せ!ってな職場、働き手が増えるのは、大歓迎。
…だけどもなぜか、『二番目に新しい』はずの自分がその子の教育係となり。

つれて回るのです。仕事を覚えていただくため。
特別難しいことはしてないんだけど、ただこの部署は他の部署と比べると、覚えなきゃいけないことがかなり多いの。
なので、彼がパンクしないよう、順番に教えてはいるんだけど、でもでも年末進行は新人クンのスピードを待ってはくれず、最悪、忙しくなってくるとハンドルを自分が握り、仕事の大半も自分が背負っちゃう。
研修なのに、これじゃあイカンとは思いながらも、とはいえ、新人研修のためお客さんに迷惑掛けるわけにもいかず。

…で、今日もまた『間に合わない!』と判断した私の脳みそが下した決断はやっぱり、作業のほとんどを自分がやって、新人君は、お手伝い。
研修としては最悪。覚えなきゃいけない部分の大半を、自分がやっちゃうんだから。
だけども仕方がない。
『仕方がない』というキーワードで自分の力量不足に言い訳し、各家々を回って仕事を続けた。

ムカムカした。
新人君が出来ないことにではなく、自分が上手く立ち回れないことについて。
そんなときに限って、トラブル続発。
仕事先に行っても、お客さんが在宅してない…とか、仕事の聴取をした人が間違った住所でこちらへまわしてきた…とか、とにかく、焦る要素が積もりに積もって。
尻拭いする役目のはずが、どんどん状況を悪くして、あれこれ不安そうな新人君にすら気を回せない状態に。

そんな心模様で向かったその日の最後の仕事。

母子で実家へ帰省するのであろう、大小の荷物が出てきた。
ここを上手く纏めれば、なんとか間に合う。
早口で捲し立てて迅速に処理して、なんとか間に合わせようと余裕なく頑張っていたそのとき、玄関へ、子供が現れた。
4歳くらいの小さな女の子。
18時過ぎなのにもうパジャマを着ていた。

女の子は、仕事の様子をまじまじと見ていた。物凄い近くで、見ていた。文字通り、まじまじと。
知らない子供がこちらを見ていると、なんとなく緊張してしまうのはたぶん、自分だけじゃなかろう。
でも余裕はやっぱりなかった。子供はそういうの、敏感だから、怖がったりしないだろうか。
…なんて、わけのわからん心配をしながらも、新人君をあごで使い、なんとか処理を終えた。
…で、挨拶もそこそこに荷物を持って引き上げようとしたそのとき、

「これ、あなたにあげる」

って、女の子からなにかを差し出された。
不意に受け取ってしまったそれは、とってもかわいいものだった。



きっと保育園でこの子が頑張って作ったであろう、折り紙の、名も無き黄色い花。

「これ、ホントにいいの?」

「うん、あげる」

ついさっきまで殺気立ってた自分が、ウソみたいにホンワカした気持ちになった。
預かった荷物よりも大事に、壊さないように持ち帰って来た。
仕事場からの帰り道も、カバンの中に入れちゃうと萎れちゃう気がして、手に持って、歩いて帰ってきた。

妻のいない家へ帰ってきて、部屋に飾った。
いつだったか、ふらりと寄った町田の雑貨屋で手に入れた、クリスマス限定のベルギービール。
その空き瓶に花を生けて、飾ってみた。



ビール瓶に生けてしまったせいか、少し不細工な一輪挿しだけど、それでも充分、見慣れてしまった部屋に違う空気が生むことができた。
子供のいない家に、こういう空気はできないもの。
そういや、いつのまにかクリスマスが過ぎていたことにも、いまさら気付いた。

花は人の心を豊かにするものです。

気持ちを込めて紙を折った此花は、腐ることを知りません。

メリークリスマス。



明日、日帰りで名古屋へ行きます。

名古屋へ日帰りで出かけるのはたぶん、初めて。

頑張ってきます。
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